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ごあいさつ

 昭和49年(1974年)6月の法人設立以来、ご遺族の皆様、全日本空輸株式会社様、富士市の皆様方をはじめ、多くの皆様方にご支援、ご協力をいただいておりますことに対し、法人を代表して心より感謝を申し上げます。

 昭和46年(1971年)の事故発生から幾星霜を重ねても、悲しみはご遺族をはじめ、関係者の方々の心から消え去ることはありません。

 こうした中、全国の皆様からの心温まる奉仕の精神で、長きにわたり、法人運営や「森のしずく公園(旧称:慰霊の森)」の維持・管理にご支援いただいておりますことに、心から敬意を表するとともに、感謝を申し上げる次第であります。

 今年も、慰霊と共に、空の安全を切に願い、ご遺族の皆様を始め、関係者の皆様方のご参加をいただき、事故発生日の7月30日に「献花拝礼」を執り行いました。

 悲惨な事故の記憶を風化させることなく、若い世代に語り継ぐことは私たちの責務であり、空の事故の根絶は、在天の御霊に報いるための永久の誓いでもあります。

 今後、空の安全が一層確保され、二度と悲惨な事故が起きないことを心から願っております。

                          令和5年(2023年)8月
                             一般財団法人 慰霊の森  理事長  猿子  恵久
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